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コロナ禍1年2021.03.06 Saturday
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そういえば・・・とこのブログへ来てみたら最終更新はちょうど1年前だったという結果。
3月のこの時期になるとふと寄るような場所となってしまったのか。
1年前のこの時期にはまだ予想もしていなかったような1年だった。
コロナ禍。
まさに世界史の1ページのど真ん中を歩んでいるような感覚。
来年度の歴史の教科書はもう更新されているのかしら?
いつものどこかで誰かがあっているというような震災や事件と違い
コロナ禍というのは全世界が一斉に同時体験しているものだった。
一緒に被害に遭い、一緒に立ち向かっているような感覚。
こんなに世界が一緒になって一つの方向を向いて歩幅を共にすることってそうそうあることではない気がしている。
驚くほど人の本性も脆さも目の当たりにした1年だった。
深層心理のショックも多分にあったが、とても良い教訓にもなった気がする。
コロナがたくさんのことを暴き、晒し、人を強くしていくのだろう。
ところで、最近自分好みの陶器を見つけるのが密かなブーム。
日々使えるものの方が良い。
昔はキラキラ光るガラス製品なんかが好きだった気がするけれど
より趣や温もりが感じられるものに惹かれるようになるのは
老いと芸術がより近づき合っているからだと信じたい。
自分の音もそうでありますように・・・・・・・・・
↑お気に入りの笠間焼
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もう1年前・・・2019年の冬の話2020.03.05 Thursday
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書こう書こうと思っているうちにちょうど1年経ってしまいました。
数年に1度のふらっと訪ねた旅の話を少し。
旅の1番の目的は、友人の義父母さんがお持ちの空いた別荘で
彼女と二人、真冬の暖炉に火を焼べながらドイツ歌曲を歌い弾き続けたらどんなに幸せでしょう、というものでした。
聞こえはいいですが、蓋を開ければ他人様の綺麗な暖炉を何の知識もない素人日本人が扱い切れるはずもなく、
あの手この手、最終的には暖炉の炎と共にとても楽しく過ごすことはできましたが
ピアノを弾いている意識と火を絶やさないようにする意識は常に同じレベルで進行していたことは大いなる学びでした。
その他はあまり細かい予定を決めず、行った先々で予め連絡しておき再会した旧友たちに
「私はどこへ行ったらいいでしょうね」と尋ねながら過ごしました。
「そんなに決めていないなら遠くないからコルマールへ行っておいでなさいよ」と言われたので
その通りに気持ちばかりの越境をし、それがとても可愛い街であることを確認しました。
ちょうど1年前の冬のお話でした。
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